79歳女性。
2013年7月25日,右膝蓋骨骨折で右膝上〜足関節部までギプス固定。8月上旬にギプス下端の右足関節部外果に褥瘡ができた。なかなか治らないため,9月下旬,当科紹介となった。
当科ではプラスモイスト(R)で被覆。10月1日の再診時には痛みがなくなって普通に歩けるようになっていた。
10月3日ころからプラスモイストが足りなくなり,自宅近くで売っていた傷絆創膏を貼っておいたが,また痛くなったとのことで10月8日に再診。創部は痂皮に覆われて乾燥していた。湿潤治療の原理について再度説明し,併せて「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)の作り方と使い方を指導した(治療に長期を要すると予想したため,最も安価な治療材料を選択)。
上皮化完了までに更に数ヶ月を要した。
2013年9月27日 | 9月27日 | 10月1日 | 10月8日 |
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