84歳女性。糖尿病,認知証,腎障害,高血圧などの既往あり。  以前から踵の褥瘡で近医に通院していたが,2013年8月10日に発熱し,褥瘡による骨髄炎の疑いで当院内科紹介となり,入院となった。
 足底から土踏まずにかけて皮膚欠損があり,悪臭を伴う黒色壊死を認めた。
 当科では,黒色壊死を可及的に切除して「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で被覆した。出血を伴うようなデブリードマンは行わず,浮いてきた組織のみを切除した。入院後は局所の感染症上は見られなかった。

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