4歳11ヶ月女児。
 5月17日,揚げたてのクリームコロッケを左前腕にくっつけて熱傷受傷。かかりつけの〇〇小児科に連絡し,△△大学◇◇病院を受診するようにアドバイスされ,直ちに受診。形成外科で軟膏ガーゼによる治療を受け,「深い熱傷で植皮が必要になる」と説明された。
 その説明に驚いた両親がネットで熱傷治療について検索し,湿潤治療を知り,最初の〇〇小児科を受診して当科への紹介状を書いてもらった。
 当科では「極めて浅い熱傷であり,4日以内に上皮化し,1ヶ月でどこをヤケドしたのかわからない状態になる」と説明し,自宅近くの湿潤治療を行っているクリニックに紹介した。

5月20日


 △△大学◇◇病院形成外科では,この熱傷に皮膚移植をするらしい。この病院の形成外科医は皮膚移植術はできても熱傷治療はできないようだ。実に恐ろしいアホ大学病院である。