37歳女性。 5月5日,調理中に気分が悪くなり,気を失った。気がついたら鍋のお湯で顔と背部にやけどしていた。ただちに〇〇大学△△病院に救急搬送され,皮膚科を受診。2どの深いヤケドできずは必ず残ると説明され,ゲーベンクリームを処方された。しかし,ゲーベン塗布直後から激しい痛みを覚え,2日間,痛みのために眠れなかった。この治療は耐えられないと思い,ネットで熱傷治療について調べ,当科を受診した。 当科では顔面はハイドロコロイド被覆材,背部はプラスモイスト(R)で治療した。