22歳女性。茨城県
12月24日,湯たんぽで右下腿外側に低温やけど。近所の皮膚科に通院し,ゲーベンが処方されているが,低温熱傷の治療についてネットで調べ,当科を受診。
創部を「穴あきポリ袋+紙おむつ」で被覆した(低温熱傷は治療に長期間を要するため,最も値段の安い治療法としてこれを選択)。当初は白い壊死組織を通して肉芽が透見されたため経過を見ていたが([透見される]=[壊死組織が薄い]),2013年1月15日に局所麻酔下に壊死組織を除去した。その結果,深さ1センチ近く,壊死していたことが明らかになった。
その後も「穴あきポリ袋」で治療したが,受傷から完治までに8ヶ月を要した。
2012年12月27日 | 2013年1月7日 | 1月15日 |
1月15日 デブリ後 |
1月29日 | 2月25日 |
4月4日 | 4月30日 | 5月21日 |
6月25日 | 7月16日 | 8月19日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/tokyo/case/0163/index.htm】