13歳男児。埼玉県在住。
 8月20日,自宅台所で天ぷら油に火がついて燃え上がっているのを発見し,天ぷら鍋を下ろそうとして右手にヤケドした。直ちに●●病院救急室を受診し,バラマイシンとシリコンガーゼで処置されたが,深いヤケドで直ちに皮膚移植が必要と説明された。説明に不安になった両親がネットで調べて当科を受診した。
 当科ではプラスモイスト(R)で被覆し,途中からはプラスチック手袋ドレッシングで治療した。
 瘢痕拘縮などの運動障害は生じなかった。

 なお,プラスモイストからプラスチック手袋に切り替えは,手指の腫脹が消退した時点である。

8月22日 斜位で撮影 ドレッシングの様子

8月24日 8月27日 8月30日 9月3日

9月6日 9月10日 9月13日 手袋ドレッシング

9月21日 9月26日 10月3日 10月3日

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/tokyo/case/0079/index.htm】

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