67歳女性。
 2012年6月1日,自宅で天ぷらをあげていて天ぷら油に引火し,火のついた鍋を濡れたタオルで持って外に捨てようとした際に油がかかり,両下肢などに熱傷受傷。直ちに当院に救急搬送された。
 プラスモイスト(R)で創部を被覆し,入院はせずに外来通院で治療した。

【左前腕屈側】・・・受傷直後には大きな水疱形成がなく,数日経ってから大きな水疱ができた。

6月1日 6月4日 6月6日
6月8日 6月11日 6月29日

【右臀部】

6月1日 6月4日 6月4日
毛孔からの上皮化がよく分かる
6月6日 6月12日

【右下腿外側】

6月1日
水疱形成あり
6月4日 6月11日 6月15日 6月29日

【左下腿外側】

6月1日 6月8日 6月18日 8月3日

【左足背】・・・最も重症であり,最終的に肥厚性瘢痕と軽度の瘢痕拘縮を生じたが,特に治療の希望はなく,経過観察となった。

2012年6月1日 6月1日
水疱膜を除去
6月4日 6月6日

6月11日 6月15日 6月20日 6月25日

7月6日 7月20日 8月3日 9月18日

9月25日 2013年3月18日

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/tokyo/case/0047/index.htm】

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