49歳男。
 6月30日,作業中に機械に右示指をはさまれて外傷。〇〇総合病院整形外科を受診し,末節骨粉砕骨の診断で骨折整復術を受けた。その後は自宅近くの△△医科大学◇◇病院形成外科に通院している。2日前,指尖部が壊死しているので指を短くする手術をすると言われ,不安になりネットで調べて当科を受診。
 当科では,壊死していないと説明し,プラスモイストで被覆。浮いてきた角質部分を切除だけ行い,元通りの指になった。

7月29日 7月29日 8月6日 8月12日 8月26日 9月9日

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 △△医科大学◇◇病院形成外科の先生は,壊死と痂皮の違いがわかっていないようです。正しく診断してから患者さんに説明しましょうね。間違った診断のもとに,しなくてもいい断端形成術をするのは医療行為でなく傷害行為です。

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/986/index.htm】

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