【なつい式湿潤療法®
【なついキズとやけどのクリニック】
【新しい創傷治療】

 42歳女。埼玉県南東部。
 2018年7月23日,自転車に乗っていて車と衝突。〇〇病院に救急搬送されて整形外科入院となり,同日,右第1趾基節骨開放骨折,長母趾伸筋腱損傷,足背裂挫創に対して手術。術後,第1趾の色が悪くなり,同院形成外科も受診し,カデックス軟膏®が処方された。8月30日退院したが,整形外科と形成外科で治療方針に異なり,医師の説明が二転三転することに不安を覚え,ネット検索。
 9月1日,当院受診。第1趾は黒色壊死となっていたが,足指壊死の過去の治療例の経過写真を見せて,すぐに切断しなくていいこと,保存的に治療可能であることを説明し,ワイヤーを抜去した。第1趾と足背全体をズイコウパッドで被覆。壊死組織は次第に融解していき,10月13日に壊死組織のIP関節で離断した(無麻酔で行えた)。断端に基節骨骨頭が露出したが,気にせずにドレッシング継続。2019年1月26日に露出していた遊離骨片を局所麻酔下に除去。

9月1日 9月8日 9月15日

9月22日
21日後
10月13日
42日後
10月27日
56日後
11月10日
70日後

11月24日
84日後
12月1日
91日後
12月22日
112日後
2019年1月26日
147日後

2月8日
160日後
2月20日
172日後
3月8日
188日後
4月5日
216日後

5月17日
258日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3062/index.htm】