56歳女。
2009年糖尿病の指摘を受け,〇〇大学付属△△病院で治療を受けていたが,2013年に通院を中断し,以後,病院は受診していないし治療も受けていない。
2016年9月5日,右示指が腫れてきたため8日に◇◇皮膚科を受診。抗生剤が処方された。12日に●●医院を受診し,▼▼外科に紹介されて同日受診。示指末節部の壊死に対して局所麻酔下に切開してペンローズドレーン挿入。PIPC点滴。BS 450,HbA1c 14.1だった。指切断の適応として当科紹介となった。
9月14日,当科受診。糖尿病内科でも血糖コントロール開始。患指に対しては壊死組織の切除を行い,ズイコウパッドで被覆。これを続けることで,指は温存できた。
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2448/index.htm】