44歳女。
 2016年8月15日夕方,自宅の飼猫に左前腕屈側を噛まれた。病院には行かず,様子を見ていたが,次第に痛みが強くなってきたため,8月17日,当科を受診。

8月17日
初診時の状態。
局所麻酔下にコヨリ状にしたナイロン糸を挿入。
ハイドロコロイド被覆材を貼布。
ハイドロコロイド被覆材でナイロン糸をサンドイッチ。
さらにズイコウパッドで被覆して膿を吸収。
8月19日
2日間そのままにしたが,ハイドロコロイドもナイロン糸も浮いたり移動したりしていない。
安定の固定力である。
同日,ナイロン糸を抜去。


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2430/index.htm】

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