40歳男。
13年前,滑落事故で右下腿開放骨折。〇〇病院整形外科で治療。
2014年7月,手術瘢痕部に傷ができて次第に拡大。△△クリニックを受診し,ユーパスタが処方されたが,さらに悪化したため,9月に◇◇病院皮膚科を紹介され受診。ゲーベンクリーム®が処方され,さらに悪化したため,オルセノン軟膏とフィブラストスプレー®に変更。12月末まで通院し,以後は自分で消毒していた。2015年6月にネットで調べて,湿潤治療をしている●●整形外科クリニックを受診したが,「このような難治性潰瘍は治療経験がない」と説明され,痒み止めのみ処方された。
この医者ではダメだと思い,2016年1月下旬,ネットで調べてプラスモイストを購入して創部被覆。
ネットで検索し,2016年2月5日,当科受診。ズイコウパッドで治療。
3月22日,創周囲の皮膚の状態から静脈鬱滞性潰瘍を疑い,当院心臓血管外科に紹介。SFJより逆流があり。5月23日に手術。6月7日に同科外来を受診。創の状態は改善していたが,仕事が忙しくて通院できないとのことで,以後は受診していない。
2月5日 | 2月22日 | 3月22日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2143/index.htm】