41歳男性。千葉県在住。
 2012年10月下旬,左下腿を擦りむいた。なかなか治らないため,自宅近くの形成外科クリニックを受診。軟膏治療を受けたが治らないため,〇〇医科大学▼▼総合病院形成外科を紹介された。ゲーベンクリーム(R)の治療となったが傷は逆に深くなったため,直ちに入院して皮膚移植手術が必要と言われた。その説明に不安になり,ネットで調べて当科を受診した。
 当科では湿潤治療と創傷治癒のメカニズムについて説明し,ゲーベンクリーム(R)は傷を深くする軟膏であることを説明した。自宅から通院できる「湿潤治療をしているクリニック」に紹介した。

2013年1月22日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/211/index.htm】

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