58歳男。茨城県在住。  20年前に糖尿病が指摘され,インスリンが処方されていた。
 2011年3月11日の [3.11] でしばらく病院を受診できず,そのまま病院に行かなくなった。2015年春,突然,歩けなくなり〇〇病院に救急搬送され,高血圧と高血糖(400mg/dl以上,HbA1c12.8)で入院となり,インスリン治療再開となった。
 その後,糖質制限を知り,千葉の宗田先生に相談。糖質制限で糖尿病治療をしている医師を紹介してもらい,数日で血糖は正常化してインスリンは不要となり,2ヶ月後にはHbA1cは6.0に改善。
 2015年8月下旬,左第1趾先端が黒くなってきたため不安になり,宗田先生に相談。当科を受診するようにアドバイスされた。受診の数日前にネットで調べてラップで創部を覆ってみたら,指尖部の黒いカサブタは自然に取れてしまった。
 9月2日,当科を受診。黒色壊死はなく足趾循環不全の所見もなかった。ハイドロコロイド被覆材で被覆した。

9月2日 9月11日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1866/index.htm】

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