82歳女。
2015年3月9日,左上腕骨頚部骨折で当院整形外科を受診し,直ちに入院となった。入院時に左下腹部に使い捨てカイロによる低温熱傷があり,当科紹介となった(認知症があり,いつ受傷したのかは不明)。
左下腹部に15×10センチの全層壊死を認めた。直ちに,壊死部分に切開を入れ,「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で被覆。壊死組織は次第に融解し,2週間ほどで全て自然除去。
3月27日に退院となり,以後は自宅で家族の方がドレッシング交換。2週間に一度のペースで受診してもらった。
3月11日 | 壊死組織に割を入れる |
3月16日 | 3月19日 |
3月27日 | 4月8日:28日後 | 歩いてます |
5月13日:63日後 | 6月10日:91日後 |
7月8日:119日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1509/index.htm】