15歳女。
2015年1月23日朝,湯たんぽで右下腿外側に水ぶくれができていることに気が付き,〇〇皮膚科医院を受診し,リンデロン軟膏+アズノール軟膏が処方された。学校の担任の先生が当科の治療について教えてくれた。
1月26日受診。下腿外側に直径2センチの水疱膜を認め,水疱を除去してプラスモイストで被覆。潰瘍底の循環は良好と思われた。
2月2日ころより中心部が壊死し,2月10日には直径1センチの白色壊死となったが,友会が始まっていたためデブリードマンは行わなかった。2月16日には壊死組織は全て自然に脱落した。
4月6日,肉芽で創面は平坦になっていた。第一志望の都立高校に合格できたが,自宅から遠いため,平日の通院はできないとのことで,「あとは自分で治療します。何かあったら受診します」とのことで,通院終了となった。
1月26日 | 水疱膜除去後 | 1月29日 | 2月2日 |
2月10日 | 2月16日 | 4月6日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1409/index.htm】