46歳男。新潟県新発田市在住の歯科医。10年来の当サイトの読者。
 以前から左肩にできものがあり,数日前から腫れて痛くなったため,9月4日朝6時に新発田市の自宅を出発して東京に向かい,当科受診。粉瘤の治療法について説明し,直ちに局所麻酔下に切開を行い,皮膜を除去。止血とドレナージを兼ねてヘモスタパッドを創内に挿入。その上は紙おむつで覆った。

直径3センチ T字型に切開 皮膜

ヘモスタパッド挿入 絆創膏で固定


 翌日,この先生から頂いたメールです。

即断即決で摘出して頂き、本当にありがとうございました。
その後、痛みもなく、出血等もごく少量で、本日も普通に仕事ができております。ただただ感謝の一言に尽きます。プラスモイストで被覆しながら様子を見ていきたいと思います。

私も歯科医師として、先生のご著書に触れて以来、ばい菌だらけの口の中の傷を消毒するような馬鹿げた事を止めました。全く困った事象は起きておりませんし、歯を抜いたあとは、乾燥さえしなければ、「放っておくのが一番」だと実感しております。
 

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1072/index.htm】

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