51歳女。練馬区在住。
 8月28日,長野で登山中に転倒して左下腿内側を擦りむいた。〇〇病院救急室を受診したが,担当医から「特に治療はいらないので乾燥させれば治る」と説明され,特に治療は受けなかった。
 傷は乾燥したがいつまでもかさぶたが取れず,傷が残りそうで心配になり,自宅近くの△△病院を受診。当科紹介となった。
 当科では,同様症例の経過写真を見せて,ハイドロコロイド被覆材で被覆して,「これでカサブタは自然に融解して取れ,その後,数日で綺麗に治るでしょう」と説明。「よくわかったので,後は自分で治療します」とのことで,以後は通院しなかった。

9月17日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1065/index.htm】

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