47歳女
 8月27日,都内港区の足つぼマッサージ店で,肩こりと冷え性の治療で吸い玉(中国の民間療法)をしてもらったが,熱したアルコールが背部にたれたらしい(店からも施術者からも一切説明がなかった)。帰宅して背部の痛みに気がついたが,その日は吸い玉の痛みと思っていたが,数日後にヤケドをしていて水ぶくれができていることを指摘され,自宅にあった紫雲膏を塗っておいた。翌日,店に連絡したところ,謝罪の上,中国の粉薬(薬剤名は不明)が送られてきた。それを患部に塗りガーゼで覆っておいたが,翌日,張り付いて取れなくなり,自宅近くの皮膚科医院を受診。デルモゾール軟膏処方された。治療についての説明が一切無いため不安になり,ネットで熱傷治療について調べ,9月3日に当科を受診。
 当科では湿潤治療について説明し,ハイドロコロイド被覆材を貼付。その直後から痛みがなくなったため,あとは自分で張り替えてみます,とのことで通院終了。

9月3日 拡大


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1058/index.htm】

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