6歳2ヶ月女児。
 4月22日夜,コーヒーを両側大腿にこぼして熱傷受傷。直ちに近くの病院の救急外来を受診し,消毒とガーゼで処置。翌日,自宅近くの皮膚科クリニックを受診したが,ユーパスタを処方され,石鹸で傷口をゴシゴシ洗うように指示されたが,子供が処置の際に泣き喚いて暴れている様子を見ていられなくなった両親が,ネットで検索して湿潤治療を知り,4月27日に当科を受診した。
 当科初診時,ガーゼが創面に固着する痛みで歩けなかったが,プラスモイスト(R)による治療にしたところ,翌日から普通に歩けるようになった。

4月27日の左
ガーゼが固着している
4月27日:右
ガーゼを剥がす際に出血
4月27日:左

5月1日:右 5月1日:左

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/032/index.htm】

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