2012/05/17
【15:00】
- 滋賀県の湿潤治療のエキスパート岡田先生からのメールです。
ビバ糖質制限美味しそうなお料理ですが,糖尿病の人でもこれを食べても大丈夫ということですよね。糖尿病食事療法特有の貧乏臭さと面倒臭ささとは別次元の世界です。!ですね。今日も家内と二人近くのホテルのランチバイキングでローストビーフ2人前、刺身3人前、そのほか腹いっぱい食べてきました。糖質さえ摂らなければいいのですから、メチャ幸せです。
ところで先日糖質オフグルメの会「糖質オフスペイン料理とワインの夕べ」というのに参加しました。そこで糖質オフ焼き肉の京都北山南山の女社長楠本さんとお会いし、湿潤療法、シャンプーレス、歯磨き粉レスの話をしました。その様子がブログに書かれています。
⇒【やきにく南山 奮戦記―食農協働レストランへの道―】
- 以前,「マクドナルドを食べると眠くなる」(4月9日の記事)というメールを寄せていただいた方からの追伸です。
糖質制限、シャンプーレス開始から1ヶ月が経ちちょこちょこ変化が見られたので参考までに報告にきました。
朝・昼・晩共に主食なしの糖質制限です。測定は朝起きて排尿後にして変化がわかりやすいようにしてます。
開始時 1か月後 体重(kg) 52.6 49.5 体脂肪率(%) 27.2 23.1 BMI 20.3 19.1
体の変化としては朝のむくみ感・だるさ・腰痛がなくなりやはり昼や食事後の眠気がきません。
先日試しに昼食にパスタとピザを食べたら翌日まで二日酔い状態になり寝込むはめになりました。甘いものも好きなので3日に1回ぐらいに糖質30gほどのアイスを半分だけたべたりすると即胃がもたれなぜかだるくなります。一回の食事で20gをこえる糖質を摂取すると同様の症状になるので探知機みたいで面白いです。ただのプラシーボかもしれませんが。
なので最近はスイーツはティラミスや混ぜて焼くだけのパウンドケーキを自作するようにしています。作るとわかる事ですがあんな小さな物を甘くするのにこれだけの砂糖が必要なのかと驚き、「こりゃ病気にもなるよな」と納得できます(ざっくりですが、長財布サイズのパウンドケーキを作るのにファミレスにおいてある細長いスティックシュガーが20本近く必要です)。
シャンプーレス生活ですがどうもドライヤー後のべたつき、ごわごわが解消されなかったのでクエン酸を使って・・・のメールを参考に自分もしてみました。
これはサラサラだ!!!! 結果がすぐあらわれたのでびっくりしました。私はズボラなので250mlのボトルに30gのクエン酸液を作っておいて洗面器に2プッシュぐらいして使用しています。洗髪後残りを頭からザバッとかぶって洗い流すと肌もしっとりしていいです。個人差があるのでぴりぴりする場合は薄めればいいだけです。
糖質制限をしてると肉を食べる機会が増え、体臭がきつくなりがちです。クエン酸は体臭にも効果を発揮するようです。
我が家ではにクエン酸を使用中です。基本は上記のクエン酸液で必要に応じて細粒を足したり細粒をそのまま口に放り込みもぐもぐたべたりしています。ファブリーズや柔軟剤代わりとして使う時にユーカリなどお好みの精油をいれたりする方もいるそうです。また重層も同じ用途に使えるので我が家にクエン酸と重層は欠かせません。化粧品も洗剤もそうですが高けりゃいい物とは限らないし、ワセリンとクエン酸と重層は「安い・安全・便利・効果覿面」と主婦のかゆい所に手が届くハイブリッドちゃんだと思ってます。
- 洗濯柔軟剤
- シミ抜き
- 全身シャンプー
- 週1のピーリング
- 掃除用
- 入浴剤
- サラダにかけたりお酢代わり
- ファブリーズ代わり
先生のサイトを見つけてから糖質制限・シャンプーレス・ワセリン使用を始めてそれをきっかけにクエン酸・重層生活・お菓子作り・パンづくりをするようになりました。
化粧品代、洗剤代、水道代、色々購入していた塗り薬代が大幅に減少し、かわりに電気代(頻繁にオーブンを使うため)と一部食費は増加しました。田舎なので野菜は比較的安く購入できますがやはり金額の前後が激しいのとパンやお菓子にバターや特定の粉類を使うので食費は増加傾向にあります。
【11:30】
- 昨年8月から治療をしている広範囲V度熱傷(右肩〜上腕〜前腕,左背部〜腰部,両側大腿後面,右下腿前面)の患者さんがいます。例によって「短冊状に切れ目を入れたゴミ袋」で保存的に治療をしていますが,通院は1ヶ月に一度で,あとは自宅でドレッシング交換してもらっています。
今日も受診され,上皮化が遅れていた右上肢も少しずつ上皮化が進んでいることを確認しましたが,前腕で半年以上かかって上皮化した部分の知覚は正常なんですね。この知覚神経はどのようにして再生したんだろうと不思議です。だってこの部分は,筋膜上まで壊死していたのですから知覚神経もなくなっていたはずです。もちろん,損傷を受けていない健常皮膚に分布していた神経が伸びてきて,神経末端もきちんと再生したとしか考えられないのですが,そういう理解で正しいんでしょうか。
いずれ余裕ができたら,「皮膚全層欠損で再生した皮膚に分布する知覚神経末端」について,組織学的に調べてみたいです。
ちなみに,こういう熱傷に植皮(皮膚移植術)を行うと,移植皮膚は知覚鈍麻状態になり,日常生活でかなり不便なようです。やはり,皮膚移植はしないほうがよろしいようです。
【06:30】
- 「外傷を湿潤治療している医師」,「熱傷を湿潤治療している医師」に,大阪市東住吉区のウマノ整形外科クリニック/馬野隆信先生にも加わって頂きました。ありがとうございます。
- 「下腿の皮弁状裂傷はなぜ壊死するのか」を追加。
- 【Negative Pressure Wound Therapy for At-Risk Surgical Closures in Patients With Multiple Comorbidities 】
m3.comで紹介されていた論文で,Annals of Surgery (Vol.27, April, 2012) に掲載されています。術後創を陰圧閉鎖療法(NPWT)した場合としない場合を比較して,創感染率にも創離開率にも違いはなかったそうです。
さもありなんという結果ですが,こういう研究はよく行われていますが,私に言わせれば意味がありません。「なぜ創離開が起こるのか,なぜ創感染が起こるのか,それらはどういう場合に起こるのか」という根本部分を全く考えず,ただ単に結果(=創感染や創離開)のみを研究対象にしているからです。もっとはっきり言えば,物事の根本を考えようとしていないのですから,この論文の発表者は研究者として失格です。
- 【「つまらない」の声聞こえる麗水(ヨス)万博、入場者数は予想の1割と超低迷】
ちなみに,4日目(5月15日)は39,000人と持ち直したそうです。目標人数(5〜10万人/day)までもうちょっとですね。頑張ってください。
博覧会といえば,今から10年ほど前,日本という国では「インターネット博覧会(インパク)」という巨額を投じたネット上博覧会が開催されておったのじゃよ。錚々たる政財界の有名人・文化人が名を連ね,110億円の税金をつぎ込んで1年間開催されたそうじゃが,今じゃ,誰も覚えておらんのじゃ。儂は当時,「インパク」のサイトにアクセスしたことがあったが,あまりの内容のなさに5分で飽きたもんじゃ。
インパクに関わった文化人たちも「インパクのことだけはなかったことにして欲しい」と迷惑顔じゃが,インパク担当大臣じゃった堺屋太一先生は,「インパクのおかげでネットカフェがブームになり,ブロードバンドが普及した。インパクは意味があった」と強弁なさっておられたのも,今となっては懐かしい言い訳じゃが,当時,インパクが見たくてブロードバンド回線に替えたやつなんていたかなぁ?
- 【ユーロ崩壊への終末シナリオ】
ギリシャって2000年前までは最先端の文化を誇る優等生,いわば超早咲きの神童でした。ソクラテス,プラトン,アルキメデス,ヒポクラテスと錚々たる面々を生み出し,あらゆるヨーロッパ文明,科学の源泉となりました。
だけど,その後が続きません。これを野球で言えば「スミ1」,つまり,1回表に1点入れたきり,そのあとはヒットすら打てないという状況です。そういう「スミ1」君を「今は劣等生かもしれないが,昔はものすごい天才児・神童だったんだ。やればできる子なんだ。先生はお前を信じているぞ!」とEUは評価して仲間入りさせました。
そういう状況ですね。
- 【旅先でハメを外しちゃったお父さんたちの写真】
どの写真も微笑ましいけど,皆さん,揃いもそろってデブ・デブ・デブ。中デブさんと大デブさんが大集合です。そういえば,3ヶ月前の私もこれほどじゃないけど中デブでしたねぇ。
でも,今の私なら「痩せるなんて簡単。2ヶ月でそのメタボ腹が簡単に凹むぜ」と言い切っちゃいます。なにせ私は「29インチジーンズが履ける55歳」なんですから。ビバ,糖質制限!
2012/05/16
【12:30】
【12:00】
- 【焦るほどちっこい! 地球の水を全部集めた水玉を地球と並べた図】
地球上のあらゆる水を集めても,たったこれっぽっち! 最後の写真を見ると,淡水のあまりの少なさに愕然とします。水問題の本質はここにあります。
- 【ギリシャ再選挙向け早くも攻防】
数日前に予言したとおり,ギリシャ政界は分裂したまままとまろうとせず,再選挙に突入しました。恐らく,何度再選挙したとしてもまとまらないでしょう。恐らく,時間だけが無駄にすぎるだけでしょう。今のギリシャの状態で与党になって政権の座に就きたい政党なんてないんですから,当然といえば当然です。
【11:00】
- 今日の朝書いた記事に対し,京都三鷹市で湿潤治療東をしている入江先生から早速ご教示いただきました。
今朝のコラムにあった「動脈硬化の程度はタンパク質>脂質>糖質云々」の出典ですが、ドンピシャのものはわかりませんが関連してこんなものもありました。Himsworthという方が発表したものです。もとは第2次大戦前に発表された、既に化石のようなものですが現在でもこの理論に従ってご意見を主張されている方もいらうようです。第二次大戦前の太古の文献が誰も追試しないまま,いつの間にか既成事実化し,いつの間にか自明の理として常識化してしまった,ということですね。いかにも有りそうなことです。
◆http://en.wikipedia.org/wiki/Harold_Percival_Himsworth
既に総本山の江部先生の方で この件に関しては江部先生が意見を述べられています
◆http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1057.html
◆http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1328.html
私は未だ論文を読んだわけではありませんが、さてどんなものでしょう?
こういうのもありました(引用には許可が必要なようです)
◆http://bbs11.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=ppkorori&mode=view&no=318
以前、岡田先生が述べられていましたが日本の糖尿病ガイドラインでは、現在の糖質を含んだ食事療法を「Aランク」としており、その根拠が「共通認識であるから」としていたと記憶しています。
大前提が「糖質あるべき」となっているので、そうした方々には何を言っても無駄であろうと半分諦めております
よく,糖質制限は宗教じゃないの,という人がいますが,実は糖質食の方が習慣・習俗・風習であり宗教なんですよ。だって根拠は「昔から食べている」しかないんですから。
- ヤケドで通院中の患者さんから,受傷直後から当科初診まで自分で毎日撮影した写真が,「よろしければ役立ててください」というメールとともに送られてきました。ありがたいことです。
【09:30】
- こちらで治療を開始して1ヶ月半ですが,声優さんや,舞台稽古中に怪我をしちゃった俳優さんやら,舞台関係者(っていうのかな?)が3〜4人ほど受診されています。茨城県とはやはり違いますね。茨城だと舞台関係者なんていなかったもんなぁ。
- あるリハビリ科の先生からのメールです。なるほど,全然違っているんですね。ということは,アボット社の経腸栄養で治療をしているDM患者と明治社製で治療をしている患者でデータが異なってくるような気がしますが,実際はどうなんでしょうか。
糖尿病(DM)の経管栄養剤のことです。同じDMなのに炭水化物、脂質の割合がかなり違います。アボットのグルセルナは脂質が50%を占めているのに対し明治のインスローは従来通りのDM推奨成分です。アボットは外資なので、ヨーロッパでは一時期糖質制限が話題になったのでグルセルナを作ってみたのかと思いました。DMなのに成分が大胆に違うのは驚きです。
- 本日朝,裸足ランニング
を取り上げましたが,今日の朝の通勤時,大江戸線の長い長い階段を登り降りする時,意識してつま先だけで登り降りしてみましたが,これがすごく快適なんですね。つま先だけで降りるようにするとすごくテンポよく速く降りられる感じですし,登る際にも弾むような感じで足が上がるので登り終わった時の疲労感が少ない感じです。
【07:30】
- 5月21日は晴れ時々曇り,という週間予報が出たので,そろそろ買っとくかな? 今回見逃したら,次回は18年後で,生きているかどうか微妙ですから。
- 「裸足ランナーの医師さん」からのご報告です。
今朝も、7kmのジョギングから戻りました。58歳で最大心拍数の60%でスロージョギングを初めて,裸足と自作ゴムサンダルでゆっくり走っていますが、いままでに累計3000km走りました。スーパー糖質制限を始めて3ヶ月、糖質はおそらく1日30g前後ではと思います。これまでのランニングの常識では踵から着地するためシューズの踵のクッションが重要ですが,素足ランニングでは踵でなく足趾で着地し,土踏まずのところのアーチがバネのように作用してポンポン弾むように走れるそうです。なんだか面白そうです。
BMI22.5でピッタリ安定、腹囲は16cm減でさらに減少中。
ところで、ジョギングの状況ですが、ペースは全く変わらず、疲労感も特になく,ランニング後の回復も、その日の快適感も変わりません。スロージョギングはエネルギーが脂質代謝が主とのことですが、スーパー糖質制限中で蓄積グリコーゲンが少なくても今のところ大丈夫そうです。
余談ですが人類は、400万年の歴史のほとんどを裸足で歩き、走ってきました。そして今も足の骨格には芸術的とも言えるアーチが備わっています。踵が高くクッションの良い靴はほんとに必要なのかなーとあらためて考えさせられます。
ランニングシューズはこんなんでいいようです。
また,素足ランニングの体験記も面白いです。
【06:30】
- 7月12日(木)に東京保険医協会で講演することが決まりました。
- いつもの生物学の先生から教えていただいたのが『巨大津波には生態系をどう変えたか』(永幡嘉之,講談社ブルーバックス)です。早速読んでいるところですが,これはすごい本です。
あの[3.11]からまだ1ヶ月ほどの時期に,津波被害があった現地に赴き,昆虫を中心とした生物相がどのように変化したのかを克明に記録しているのです。人間が生活するだけでやっとの時期に,虫や植物を調べるために現地入りしているのです。
そういう自分の行為への後ろめたさと同時に,「俺がここで記録しなかったら,誰も記録しないだろう。そして何が起きたかというデータは永遠に失われてしまうだろう。やるなら今しかない!」という焦燥感がページから吹き出すようです。
その結果,1000年に一度の巨大津波が砂浜や池や湿地の生態系をどのように変えてしまうのか,どのような生物が絶滅し,どのような生物が逆に増えているのかが,見事に解き明かされていきます。
- 広島県福山市で湿潤治療をしている金子先生からの糖質制限
メールを紹介。ちなみに,下記の疑問点についてですが,私は単純に「栄養学という学問の基礎が間違っていたから」だと考えます。だから,それから派生したものすべてが間違ってしまった,と。
私は抗加齢医学会というのにも所属しており、こちらでは抗加齢にはカロリーリストリクションが一番と言うことで腹七分・腹八分の食事摂取と十分な運動をと勧めています(まあ当たり前と言えば当たり前なのですが)。
私も実践をと思い、腹七分を始めたのですが最初はとにかく腹が減る、これをどうやって切り抜けたら良いのかを模索しているうちに、どうやらご飯(白米)の量を減らすことがが逆に空腹を来しにくいと実感し、毎日朝夕の体重測定でも脂質・タンパク質メインでの食事の日はあまり体重が変動しないのに対し、糖質を取った後は如実に体重増加を来すということがグラフより読み取れました。そこで、野菜をしっかり摂るのはもちろんですが、脂質・タンパク質摂取は甘めで、糖質はしっかり控えるという食事に変え、約5kg(3ヶ月で)の減量となり服もズボンもすべてブカブカ、ベルトに至っては穴が無くなるという変化を得ることが出来ました。色々な服が着られるようになり、久しぶりに服を色々買ってしまい、妻には「彼女でも出来たの?」と怪しまれる始末です。
そして、しばらくぶりに(すみません)先生の新しい創傷治療を覗くと、トピックは糖質制限食に(笑)。あまりにタイムリーでビックリしたのと同時に、最近の疑問を(誰に聞いても答えてくれないので)先生にぶつけてみようかと思ってメールさせていただきました。
今の個人的な最大の疑問は、糖尿病治療における糖質でカロリー60%摂りましょうとの食事指導に関してです。
この理屈がいったいどこから出て来た物なのか?という疑問と、先日、地元での糖尿病治療関連の講演会へ行った際、同量のカロリーで「糖質メインでカロリー摂取」「脂質メインでカロリー摂取」「タンパク質メインでカロリー摂取」の3パターンをマウスに食事摂取させた場合、動脈硬化の程度はタンパク質>脂質>糖質と明らかな差が生じ、タンパク質メインの食事が最も悪く、糖質メインの食事が動脈硬化には良かったとの論文をお示しいただきました。
人間とマウスは違うだろうと言われてしまえばそれまでですが、この部分をなんらかの理由付け・理論付けで看破できれば他の人に対しても自信を持って糖質制限食を勧められるのでは無いかと思っています。(論文の出所はまたその先生に聞いてみます)
- 練馬光が丘病院に移動して1ヶ月半になりますが,ようやく,個人用白衣(ケーシー型半袖と白ズボン)が配布されました。今までとにかく,白衣どころではなかったですからね。
で,久しぶりに半袖白衣と白ズボンに履き替えてみたら,どちらもブカブカで,どう見ても「病み上がりの医者」にしか見えない感じです。なんでこうなったかというと,単純に痩せたからであり,痩せた理由はもちろん糖質制限です。
3月までいた石岡第一病院では「白衣はLサイズ,ズボンは79センチ」でしたが,4月に光が丘に入職した時に「白衣はLサイズ,ズボンは76センチ」で注文したのですが(この時点ではこれがちょうどよかった),1ヶ月半後に届いてみたらどちらもブカブカで格好悪いったらありゃぁしない。「白衣はMサイズ,ズボンは74センチ」にすればよかった! しまったァ,もう白衣にもズボンにも名前を書いちまった!
- 【アジアの稲作地帯、気候変動で危機に】
「二酸化炭素増加による地球温暖化」は既定事実のように扱われていますが,それが事実だとするとあと30年でアジアの稲作地帯は壊滅的な打撃を受けると予測されています。実際,日本でもコシヒカリの栽培最適地は次第に北上するだろうと言われています。ただ,日本の場合には,新潟が米どころでなくなったとしても北海道が稲作の中心地になるだけだし,米の消費自体が低下しているので,それ程の影響はないような気がしますが,稲作が主要産業である東南アジア,南アジアの地域にとっては死活問題です。
そして,ここでも地下水問題が絡んできます。世界のどこでも穀物生産を可能にしたのは「地下水を利用する灌漑農法」ですが,その地下水が枯渇した時,穀物生産は維持できなくなります。その地下水問題を解決する手段の一つが,この記事にも登場する「管理型地下水人工涵養(かんよう)(MAR: Managed Aquifer Recharge)技術」ですが,これが本当に有効に働くのか,実の所,全くわかっていないのです。
- 【「腐敗認識指数」で中国は世界75位、「FIFAランキングよりひどい」】
ちなみに2011年の報告によると,1位はニュージーランド,2位はデンマーク,3位はフィンランドで,我が日本はドイツとともに14位です。
2012/05/15
【06:30】
- 「怪我で〇〇病院で治療を受けているが,主治医は治療についてほとんど説明してくれないし,質問しても《治療方針がまだ決まっていないので説明できない》の一点張り。湿潤治療に切り替えたいが紹介状を書いてくれそうな雰囲気でないし,なんと切り出していいかもわかりません。医者の機嫌を損ねるのが怖いです。どうしたらいいでしょうか?」という質問をいただきました。それに対する私の回答です。
- 紹介状なんていらないから勝手に逃げ出しなさい。
- 入院しているのなら,「ちょっと外出してきます」といって外に出て,そのまま病院に戻らなければいいです。
- 医者のご機嫌が・・・とドータラコータラ考えるのは時間の無駄。医者の機嫌より自分の体と健康が最優先。
- どうしても紹介状を書いて欲しければ,医者に「セカンドオピニオンで別の医者の意見を聞きたい」と切り出せば,絶対に紹介状を書いてくれます。もしも主治医が渋ったら,「セカンドオピニオンを無視するのがこの病院の方針かと病院長に訴えますがいいですか?」と脅せばいい。
- せっかく診てくれているお医者様に悪くて・・・なんて考えてはいけない。医者を選ぶのは患者の権利です。
- 【東芝 REGZA タブレット 4機種発表、地デジ対応 13.3型・有機EL 7.7型など】
10インチのiPadのパチもんか,7インチしか選択肢のなかったAndroidタブレットについにとんでもないのが出現。13.3インチで1600×900ドット,1kgジャストのAT830です。これはアリじゃないでしょうか。
なぜかというと,700gを越えると常時手に持って使用するのは不可能だからです。例えば,救急外来の医者,看護師にiPadを持たせている病院が最近増えていますが,実際の話を聞くと「常時持ち歩くには重い。ずっと持ち歩いてそれで入力なんてまず無理」のようです。私はいつも400gの7インチタブレットを持ち歩いていますが,常に持ち歩くならこの重さが限界だと感じています。
それなら,室内移動ができる程度の重さで持って使うことも可能だが,長時間閲覧するなら椅子に座ってテーブルに置けばいい,という方が合理的です。ましてこのAT830はフルセグTV内蔵ですから,そこらの「ネット対応テレビ」より使いやすいはず。どうせ長時間持ち歩けないなら,10インチより13インチのほうが実用的です。
ちなみに,7インチのAT570は重量332gと気合の入った軽さで,こちらも魅力的。
- 【太陽系で新たな惑星を発見?】
こういう記事を読むたびに,人類は太陽系についてもまだよくわかっていないのだなぁ,と思い知らされます。この記事に登場する「カイパーベルトの外側に存在するかもしれない天体」については,「2250億km(太陽・地球間の約1500倍)の軌道を周回」と説明されていますが,太陽と地球の距離の1500倍というのが遠いのか近いのかよくわかりません。
太陽系の第8惑星(=現時点でわかっている最も外側の惑星)と地球までの距離が約40億kmで,これは太陽と地球の距離の30倍です。つまり,今回問題になっている天体は,私達が通常思い描く太陽系の大きさ(=海王星の軌道)の50倍も遠くにあります。
つまり,太陽〜海王星を東京駅〜中野(=直線距離で10km)とすると,この記事で話題になっている天体は500km離れた岩手県一関のあたりか,滋賀県彦根市あたりということになり,海王星までの距離に比べるととんでもなく遠いことが実感できます。ちなみに,カイパーベルトは武蔵野市とか三鷹市あたりになります。
というわけで,この記事をわかりやすく(?)言い換えると,「中野のあたりまでならほとんどわかっているけど,三鷹や武蔵野市あたりになるとよくわかっていないことが多く,このあたりの天体の動きを説明しようとすると,滋賀県のあたりに大きな天体が存在する可能性を否定できない」となります。
- 【しずちゃん、ウズベク選手破る…五輪予選2回戦】
もう,「南海キャンディーズのしずちゃん」でなく,「山崎静代選手」って呼ぼうよ。彼女に失礼だよ。
- 【ミクシィ、身売りを検討 突然の不自然な経営体制刷新】
日経は時々とんでもないガセネタを載せることで有名ですが,mixi関係者は否定していますが,信ぴょう性は大いにありそう。
思い起こせば,mixiの全盛期にはいろんな人から「今時mixiに入っていないなんて信じられません。リアルタイムの情報交換ならmixiが最高です」と入会のお誘いを連日いただきましたが,面倒臭いんでそのままにしていたら,いつの間にかmixiの方がコケちゃいました。
そして今は,連日のように「Facebookをやっていないなんて時代遅れです」というお誘いメールをかなりいただきますが,今更Facebookを覚えるのが面倒臭いんで,そのままにしています。そしたら,Facebookのお膝元のアメリカで,ユーザーが減少し始めたというニュースが流れたりしています。何やらデジャブという感じがします。
いずれにしても,mixiは経営立て直しは難しいでしょう。
2012/05/14
【16:00】
- HTML5について下記の本で根本的に勉強し直そうかと思っています。何しろ私は,1996年にホームページを自力で作った際に覚えたHTML言語の知識そのままで15年間,HPのコード(タグ)を書いているため,最新のHTMLについての知識が完全に欠落しています。もちろん,最新のブラウザでも問題なく表示できるんですが,最新のHTMLで簡単にできることなのにそれを知らないばかりに苦労していたら,ちょっと癪じゃないですか。HTMLの基本は知っているので,辞書タイプのものがいいかなと思ってこの本を買いました。とりあえず最初の方を読んでいますが,HTMLとXHTMLの関係が初めてわかりました。なるほど,そういうことだったのか。
これでHTML5とCSSをばっちりマスターしたら,次はJavascriptに本格的に取り組んでみようかと大風呂敷を広げておきます。
【12:00】
- 歳ほど神奈川県から患者さんが受診されました。転んで指の爪が剥がれて,自宅近くの総合病院の整形外科で治療を受けているようですが,主治医から「これは骨が出ているから爪が生えてこない。足の指からの爪の移植をしないと駄目だ」と説明を受けたそうです。
そこで,「そんな大事なの?」とびっくりし,ネットで探して当科を受診されたそうです。
診察するとごく普通の爪甲欠損で,確かに爪床もわずかに損傷を受けていますが,骨が出ているわけじゃないし損傷の程度も大したことがないし,このまま乾燥を防いでいれば普通の爪が生えてくる傷です。
問題は,この医者が「このような爪甲欠損は足趾からの爪床移植をしないと治らない」といういい加減で間違った知識を持っていて,間違った知識を元に治療方針を決め,その間違った知識を根拠に患者に説明していることにあります。素人じゃなくて整形外科の医者なんだから,せめて整形外科に関連する分野については正確な知識を持って治療にあたって欲しいものです。
こういうお医者様って,自分の知識が間違っていることにいつ気がつくんだろうか,とふと思ってしまいました。
ちなみに,こんな損傷でも爪は生えてきますから,これより軽い損傷なら爪は必ず生えてくるってことですよ。
【06:30】
- 「耳介後面ケロイドの治療例」を追加。たかだか直径1センチの皮膚欠損ですが,保存的に治すと変形なく治癒することがわかります。「たかが1センチ,されど1センチ」というのがこの部位の皮膚欠損創です。
- 一昨日(5月12日)夕方,練馬区医師会向けの光が丘病院の説明懇親会がありました。以前から知り合いの関町クリニックの申先生から多くの先生を紹介していただき,とても助かりました。とりあえず,保険医協会での講演と,在宅医療をしている先生方の集まりでの講演が決まりそうです。
ちなみに,私のことや湿潤治療のことをご存知のかたは非常に多かったですが,「夏井という医者が光が丘にいるというのを見て,あの夏井先生じゃないよねと思っていたら,本物がいてビックリ」とおっしゃられた先生が数人いらっしゃって大笑い。
- 昨日(5月13日)は東北大学医学部3年の吉村君,安原君が「全く新しい治療を広める上での情報発信の工夫と戦略」というテーマでの取材に来てくれました。吉村君とは数年前に一度会っていますが,すっかり大人になっていました。
- 先日,小学校1年生のアトピー性皮膚炎の患者さんが受診されました。乳児期からのアトピーでさまざまな皮膚科を受診し,数年前から脱ステロイド治療をする皮膚科クリニックに通っているのだそうです。ご両親の話によると,たしかにステロイド軟膏は使わなくなり,医者からは「もう治ったから通院しなくていい」と言われているそうですが,ご両親はその説明に納得できず,何とかならないかということで私の外来を受診されたそうです。
なぜ,納得できないかというと,顔は痂皮だらけだし,痒がって常に手足を掻いているからです。ステロイド軟膏は使っていないけれど,アトピーの症状は何一つ解決していないからです。素人目に見ると,アトピーは全く治っていません。
そこでご両親に湿潤治療について説明し,「治らなかったらごめんね」と最初から謝ってからデュオアクティブを貼付。処置方法を指導し,2日後に再受診して頂きましたが,ものの見事にきれいな顔になっていました。そして,張っているところは痒くないらしく,「手にも貼って!」とお願いされる始末。よかった,よかった。
それにしても,アトピー性皮膚炎の治療とは何なのか,脱ステロイド治療とはステロイドをやめれば治療終了なのかと,いろいろ考えさせられた症例でした。
- 5月12日の朝日新聞に「糖尿病患者のためのレストランガイドを出帆した医師」という記事が掲載されました,と教えて頂きました。北里研究所病院の山田先生の紹介記事ですが,内容は糖質制限食
そのものです。
- 【<ギリシャ>大統領の連立仲介 3党会談は不調か】
やはりというか当然というか,ギリシャ政界はさらに混迷を深めています。多分,どの政党も野党のままで与党になりたくないんでしょうね。だって,財政が破綻していて,そのための方法は超緊縮財政しかなくて,それなのに国民が一致団結して反対しているんですからね。野党で「緊縮財政反対と叫んでいるのなら楽チンですが,与党として政権の座についたら地獄が待っているだけです。つまり,与党になるメリットが皆無です。
このままだと6月ころに再選挙になる公算が強いですが,再選挙をして各政党の議席が決まったとしても,連立協議に入ったとたんに交渉が決裂するはずです。
- 以前から何度か糖質制限
でメールをいただいている方からの追伸です。
「プチ糖質制限」を始めて3か月ほど経ちました。日常生活に重大な支障も無く過ごせています。
実験目的で始めましたが、体重は73.0kg->70.0kg、体脂肪率は16.4%->14.3%。(体脂肪率は、誤差が多分に含まれるので無視)
開始1週間で1kg減、3週目で2kg減、4週目で3kg減。結局、1か月弱で下げ止まり、2か月間は不変。BMIは、3か月で0.9下がりました。(BMI<22)
「どこまで減るか」興味のあるところでしたが、BMI22を少し下回ったところで落ち着いた感じ。先生や、みなさんは、どこで定常状態になるのでしょうかねぇ?
2012/05/11
【12:00】
- Daily Portal Zの工作番長,乙幡啓子さんの名作,ほっケースとキンメちゃんがamazonで入手できます。私はほっケースを持っていますが,患者さんにウケまくっています。
【11:00】
- 【NEC、超軽量Ultrabook「LaVie Z」公開──13.3型、新素材採用で重量800グラム台?】
なんと800g台という軽さで,「新iPadよりちょっと重い程度」らしいです。すごいぞNEC!! CPUは第3世代Core i 5あたりで,バッテリー駆動時間が8時間くらいあったら,もう絶対に買いですね。"Z" の型ナンバーはだてじゃないようです。
ちなみに,重量当てクイズもしています。私は870gと予想しています。
【09:30】
- 【Why the Campaign to Stop America's Obesity Crisis Keeps Failing】
「砂糖、炭水化物制限に目を向けないと今までの失敗を繰り返す」という記事です。デブ大国,肥満天国のアメリカでもすこしずつ変化が起きているのかも・・・。
【08:30】
- 糖質制限
をしつつウルトラマラソンに参加してみようという,とんでもないことを企てを考えている医師からのメールです。
37歳の外科医(男性)です。現在もラグビー、サーフィン、トライアスロンなどを続けており毎朝10-12km走るのを医者になってから10年ほど続けています。以前,極真空手の黒帯師範の方からの「糖質制限をしたらスタミナ切れがなくなった」というメールを紹介しましたが,今度はウルトラマラソンです。
先生の紹介をきっかけに今年の2月から緩やかな糖質制限(朝:炭水化物なし、昼:職員食堂でおかず+ご飯50g程度、夜:外食時はご飯なし(家族と一緒の時のみお茶碗軽く一杯のご飯+ビールを週2,3回500ml程度)を始めました。体重は約1kg減、体脂肪率も21→20% ですがウエストは2cm細くなり、顔もあごがシャープになりました。
今度行われるウルトラマラソン(100km)に参加予定です。
通常激しい運動の前には炭水化物を中心とした大量のエネルギー摂取が推奨されていますが(トライアスロンなどでは数千カロリーのエネルギー摂取を競技中に行います)、運動中もエネルギー摂取を続けないと途中でバテてしまいます。このエネルギー摂取に失敗すると電池が切れたように体が動かなくなります。
先生の毎日の更新記事を読んでいて、「もしかしたらこれはエネルギーを糖質中心に摂っているからではないか」と思い立ち、運動前のエネルギー摂取の中心を糖質からタンパク質や脂質に変えたらもしかして逆にバテないんじゃないか? 運動中のエネルギー源も糖質制限したら後半バテにくくなるんじゃなかろうか?という仮説立て、自分の体を用いて上記ウルトラマラソンで実験してみようと思います。
試しに昨日、当直開けに40kmの試走をしたんですが、当直中は病院食の夕飯(ご飯抜き)+6Pチーズ2かけら、当直開けの朝はお弁当のおかず+ご飯50g、で午前中は外来やって、13時から走り始める直前に6Pチーズ2かけらとソーセージ3本だけで走りました。あえて走行中の水分摂取も真水にしました。結果、40kmを4時間半で無事走り終えました。
この試走でだいぶ自信が持てました。糖質制限食のままで本番に臨みます。
考えてみたら,糖質を食べずに走り続けるというのは,縄文人の生活そのものではないかと思います。彼らは脂肪とタンパク質とごくわずかな糖質のみで終日,野山を駆け回っていたと考えられます。縄文人と私達の体の構造も代謝も変わりありませんから,縄文人にできたことなら私達にも可能なはずです。
【06:30】
- 絵に描いたような低予算ゾンビ映画,《悪魔の毒々バーガー 〜添加物100%〜》を紹介。ゆる〜い感じのコメディー・ホラーが好きな人なら,ちょっとは楽しめるかな?
- 【13.3型で1kgを切るウルトラブック NEC LaVie Z 発表、新素材マグネシウムリチウム合金採用】
手堅いけれど面白みのないノートパソコンしか出していなかったNECがついに,あっと驚くような仕様のUltrabookを発表しました。なんと,13インチで1キロ以下! これまで1キロ以下のマシンはありましたが,どれも11インチ以下でしたから,13インチ液晶というのはすごいです。しかもCPUはIvy Bridge! 実物が見たい!
- 【違法ダウンロードへの刑事罰導入はどうなる? “ネットの自由”を強調する反対派に抱く違和感】
以前から,「著作権絡みの問題が複雑怪奇なのは,複写物を作ることができない時代に確立した著作者の権利を,複写物が簡単に作れる時代になっても守ろうとするから」と考えています。 例えば,コピー機が登場する前は,本を読もうと思ったら買うか図書館に行くしか選択肢はありません。同様に,ベートーヴェンの曲が弾きたくなったら楽譜を買うしかないし,楽譜を買えない人は自分の手ですべての音符を書き写すしかありません。これは小説でも同じで,本は買えないが手元に欲しいという場合には,自分で書き写すしかなかったのですね。同様に,ワグナーが聞きたくなったらコンサートに行くかLPレコードを買うしかなかったし,セザンヌの絵を見たかったら美術館に行くか画集を買うしか選択肢はありません。つまり,絵や音楽や小説に含まれる「情報」が欲しければ,それを収めた「モノ」を買わなければいけない,というシステムです。
これが崩れたのがコピー機の登場からでしょう。なんと,本が簡単にコピーできるようになりました。数万円の医学書に書かれた「医学情報」が,数百円でそっくり複写できるようになったのです。複写で同じ情報が得られるのですから,誰もがコピー機の前に並ぶようになりました。
音楽がLPからCDになり,音源がWAVファイルに変換できるようになったあたりから,音情報もコピー可能になりました。そして,あらゆる情報がコピー可能となります。
それでも,ネットの速度が遅く,通信費が高い時代ではコピーはせいぜい個人が行う行為でしたが,安く接続できて接続速度が向上してしまうと,一度コピーした情報は世界中を駆け巡ることになります。となると,それに制限をかけることは根本的に無理があります。
じゃあ,著作者の権利をどうやって守ったらいいかという問題に対しても,「コピーしたら厳罰に処す!」では意味が無いような気がします。だって,デジタル技術というのは「複写物を作る技術」なんですから。
もうこうなったら,発想を大転換して,「芸術家は国家公務員として雇い入れる」くらいのことを考えるべきじゃないかと思うのです。昔の芸術家がパトロンに守られていたように,国家公務員にしちゃう。そして,前年に発表した作品に応じて給料を決めちゃう。そして,彼らがつくった作品は国民の共有財産としてコピーも配布も自由にする。画家も小説家も作曲家も,みんな公務員。
もちろん,「パンク・ロックが公務員なんてアホらしい! 俺たちは自由にロックするんだぜぃ!」という方々もいますから,そういう人はもちろん,これまで通りに自由に創作活動をしていいのです。ただし,違法コピーに対しては個人で対処していただく・・・と。
このくらいしないと,違法コピー問題は解決しないと思います。
2012/05/10
【15:00】
- 「文藝春秋6月号に桐山秀樹氏の記事(糖尿病克服のターニングポイント)が載りました」という情報が寄せられました。光が丘駅近くの書店で立ち読みしようっと。
【12:00】
- 2月1日から糖質制限
を始められた方のその後の経過です。
2月1日〜現在
・体重 -5kg
・腹囲 -2.5cm
・γ-GTP 50->22
比較は2012/1/19です
γ-GTPの激減はちょっと意外でした。毎日飲酒しているのになあ。GAも減っています。
体重は食事の総量が減少しているので、まあそうかなと思いますが、胴囲はちょっとヘリが悪いと思います。体重もここらがとりあえずの限界かなと思います。運動量上げればもっと落ちると思いますが。
昼にご飯半分定食、牛丼並、かき揚げそば等を食べているので、なんちゃって糖質制限と思いますので、まあしょうがないかなと思います。油も気にせず、粉(コロモとか)も気にしませんし、調理上の甘味は容認します。
ご飯、麺、粉(ピザとかお好み焼き)を朝晩は取らない感じです。甘味は、ランチ時にデザートが付く場合もったいないので食べますが、間食は元々しないし甘いものも食べませんので、ランチ時にのみになっています。
これに慣れてしまったので、ずっとこのように推移するかな、と思います。
- 【チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたのは放射能ではない】
Yahoo!ニュースの『「原発避難で自殺」遺族が東電提訴へ』という記事を読んでいて見つけたのが,このニューズウィークの1月5日付の記事。なんでこんな重要な記事を見をとしていたんでしょうか。
記事をまとめると次のようになります。
- チェルノブイリ事故で急性放射線障害での死者は28人。それ以外に2010年までに22人が死亡し,直接の死者は50人。
- 放射能に汚染された牛乳を飲んだ子供が5000人にのぼり、そのうち9人が死亡(10シーベルトという高濃度の汚染である。ちなみに人間の致死量は7シーベルト前後)
- その後の53万人の疫学調査では小児甲状腺癌以外の癌は増えていない。当初の「4000人以上が被曝による癌を発症する」という予測は完全に間違っていた。
- 自己後にロシアの平均寿命は7歳下がったが,被爆地より遠い地域でのストレスによる心疾患の増加による死亡が原因。
- 基準値としてセシウム137の汚染度を過剰に厳重に設定したため,自然放射線量より低い地域が法的に被災地に含まれることになってしまった。
- 年間5ミリシーベルトを基準に政府が住民に退去命令を出した結果,20万人が家を失い,1250人がストレスで自殺し,10万人以上が妊娠中絶した。
- 「事故対策の最終目的は放射能を減らすことではなく、人々の被害を減らすことである。微量の放射線にこだわって、これ以上彼らを隔離したままにすることは人道上ゆるされない」
- 今日はこれから,医療タイムスのインタビューの予定です。
【10:30】
- 島根県松江市で湿潤治療をしている中村先生からこんなメールをいただきました。
最近の糖質制限のお話しは楽しく読ませていただいております。
ふと調べていて下記のような記事を発見しました。s58年頃の本のようです。
もともと糖質制限が基本だったのに、当時の日本人の食生活に合わせて変更した、というようなことが書いてあります。「インスリン分泌機構の保護にはなるが....」という根拠の分からないことが書いてありますが、こんな事で変わってしまったのでしょうか?
自分も糖質制限を初めて見てから午後のけだるさ、眠気が全然なくなって喜んでいます。残念ながら体重減少とまではいきません。
【06:30】
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,東京都東大和市の向原二丁目クリニック/伊藤雅彦先生にも加わって頂きました。ありがとうございます。
- 「プラスモイストP取り扱い薬局一覧」に,大阪市西淀川区のプラス薬局 歌島店を追加しました。
- 5月26日(土)の夜,上石神井駅(西武新宿線)近くの和食のお店で「湿潤治療の宴会(一応,医師限定)」を企画しています。参加ご希望の方はメールでご連絡下さい。あと1名分だけ席に余裕があります。
- 【日本医科大病院で11人院内感染か】
「うち6人が死亡したが、いずれも死因はもともと抱えていた病気によるもので、アシネトバクターとの因果関係はないという」という記事の内容が正しいとすれば,この11名の死を「院内感染」として報道するのは間違いであり,さも一大事のように報道する事自体が間違っています。いくら抗生物質への耐性を持っていたとしても,その細菌にもともと病原性がなければ何の問題もないからです。
以前にも書きましたが,MRSAは増殖速度が非耐性黄ブ菌に比べて5倍ほど遅いという結果が出ています。なぜ遅いかというと,耐性遺伝子(=抗生物質を分解する酵素を生産するのに必要な遺伝子)の分だけゲノムサイズが大きくなり,遺伝子複写に時間が掛かるためでしょう。細菌という生物は分裂速度の速さでコロニーが作れるか作れないかが決まり,分裂が遅い細菌は速い細菌に絶対に勝てません。そのため,自然界の細菌は不要不急の遺伝子をどんどん捨てて身軽になろうとする傾向があります。
これは要するに,荷物を持たずに100m走るのと20kgの荷物(=耐性遺伝子)を背負って走るのではどちらが先にゴールに到着できるか,というのと同じです。MRSAは重い荷物を背負ってレースに参加していて,かたや非耐性菌は何も背負わずに身軽です。当然,非耐性菌は軽快に走り,MRSAは最後尾をノタノタ走ります。
MRSAがこの生存レースに生き残るためには,重い荷物を捨てて身軽になるしかないし,荷物を捨てない状態のMRSAは自然界では生きられません。
しかし,MRSAが背負っている重荷が役に立つことがあります。人間様が抗生物質を使ってくれた時です。この時,荷物を持たない身軽な非耐性菌は全て死にますから,最後尾をのたのた歩いているMRSAがその時点では先頭に立ちます。しかし,重荷を背負っていることに変わりはないためスピードは相変わらず亀のごとく遅く,身軽な非耐性菌がどこからかやってくれば一気に追いぬかれてまたどん尻に逆戻りです。ここで人間様が気を利かして抗生剤を何度も投与してくれると,MRSAでもようやくゴールに辿りつけ,コロニーを作れるわけです。
このように考えると,耐性菌が病原性を持つということは,二重に重荷を背負っていることだとわかります。20kg(=耐性遺伝子)でも嫌になるくらい重いのに,さらに20kgの病原遺伝子・毒性遺伝子を背負わされるのですから,もう動くに動けません。つまり,耐性菌が病原性を持ったらそれこそ分裂もままならないはずです。
というわけで,今回問題のアシネトバクターは多分,病原性はほとんどないと思われます。臓器に取り付いたとしてもコロニーを作るには医者が繰り返し繰り返し,複数の抗生物質を投与して援助してくれることが必要です(つまり,医者がアシネトバクターの育ての親)。首尾よくコロニーを作れたとしても,そこから病気を起こす毒素を産生するのはまた一苦労のはずです。
細菌が強い毒性を持つということがどれほど大変かは,破傷風菌やウェルシュ菌を見るとわかります。この2つは感染すると人間を殺すほど強い毒性を発揮しますが,その毒素を産生するために他の遺伝子を持つ余裕がなくなり,生存に絶対必要な必須アミノ酸合成遺伝子を失ってしまったくらいです。
- 5月3日の読売新聞に「小渕内閣時代の野中官房長官は主食のみ食べない食事で77キロから59キロまで体重を減らした」という記事があったと教えて頂きました。ありがとうございます。
記事を読むとまさしく糖質制限そのもののようです。どうりであの頃の野中さんはげっそりと痩せていたわけですね。ちなみに,事情を知らない党幹部は「野中さんは病気らしい」と噂していたそうです。
- 【遊園地の雑草に正恩氏激怒…絶叫マシン建設指示】
なんでこんなにツッコミ甲斐のある発言をして笑わせてくれるんでしょうか。正恩さんって「ボケとツッコミ」の基本がわかっている人なのかもしれません。それにしても,ここまで遊園地に固執するとは,まだまだ遊びたい盛りなのかな?
- 【みずみずしい白菜に隠された秘密、劇薬ホルマリンの使用が横行―山東省青州市】
【中国国内の水道水、規準クリアは50%=汚染、大都市で深刻】
一方,北朝鮮のお隣の中国メディアのサイトを見るとお笑い記事から背筋が凍るような記事まで満載です。それにしても,白菜にホルマリン,水道から重金属ってすごい話です。
- 【「緊縮にノー」を突きつけたギリシャの愚】
先日,このコーナーでギリシャの問題についてちょっと書きましたが,ギリシャの現状は「定職なし/あてにできる収入源なし/借金は莫大/借金を返すのは嫌/そもそも借金を返す気がない/でも贅沢な暮らしはしたい」という状態だと思います。今回の総選挙で負けた連立与党は「定職はないし収入もないから,せめて贅沢な暮らしはやめよう」と呼びかけていて,それに国民がノーを突きつけたわけです。そして,「借金を返すのは嫌/働くのはもっと嫌/でも贅沢な生活は続けよう/足りない分は金持ちおじさんに出してもらおう」と主張した政党が軒並み議席を増やした,という状態です。
- 【「ユーロの罠」にもがくフランス EUは経済統合から政治分断の季節へ】
というわけで,EUは南北に分裂寸前です。単一共通通貨ユーロで経済的に統合していたものの,国民性の違い(勤勉か遊び好きか),基幹産業の違い,産業基盤の違いなど,もともと持っていた「違い」は変化しようがなかったため,時間の経過とともにEUは「北部の真面目優等生グループ」と「南部の遊び好き劣等生グループ」に自然に分かれてしまい,両グループの真ん中に位置するフランスがどちらのグループに入るかで悩んでいます。成績は優等生ですが,性格的には劣等生グループにシンパシーを抱いています。
文化とか産業は地域の特性に根ざしていて,地域ごとに異なった文化が生まれ,異なった言語が生まれ,それが国家を分ける基盤になります。いわば自然発生的なものです。通貨は本来,「国家」という狭い範囲で使われる分には何の問題も生じなかったのでしょう。
一方,共通単一通貨というのは,自然発生的なものではなく,概念的な存在です。だから,それを実施してみるといろいろな問題が二次的に発生します。通貨は人為的に統合できても,自然発生的な「文化の差/物の考え方の差」は統合できないからです。
2012/05/09
【12:00】
- 今日の朝の入江先生のメールに「家庭用体脂肪計は正確か?」とありましたが,ある人から次のようなメールをいただきました。
タニタのヘルスメーターを使っていますが、だったりします。誤差の少ないときもありますが。。。。
- お風呂に入る前:14%
- お風呂から出た後:11%
記録をとっているわけではありませんが、水分を多く取ったとき、少なかったときでも違うように感じます。
タニタのサイトでの説明では、体のインピーダンスを計っているとのことですが、マルチ周波数測定とはいうものの、測定周波数は固定のようで、体表面のちょっとした条件の違いで測定値が変動しても不思議ではありません。
長期的には、変化を追うことができるかもしれませんが、短期的な変動は、その他の影響が大きすぎ、体脂肪率で一喜一憂するのはストレスがあがるだけだと思います。
- 「今月末の日本熱傷学会で,ラップ療法の演題があります」と教えて頂きました。ありがとうございます。
「熱傷のラップ療法」なんて誰も使っていない用語をセッションのタイトルに使っている時点で,センスの悪さと理解力のなさが露呈していますが,はてさて,どういう議論になるのでしょうか。熱傷学会に参加される予定の先生は発表内容について教えていだけましたら幸いです。
【11:30】
- 「乳児のケトン体について,江部先生のブログに書いてあります」と教えて頂きました。ありがとうございます。以下,江部先生のブログからの引用です。
生まれたての新生児は、ケトン体をエネルギー源として、成人以上にしっかり利用しています。
母乳を与えられている乳児の血中ケトン体も、成人の基準値より高くなります。
母乳中の脂質は総カロリーの48.5%であり、母乳は結構な高脂質食なのです。
【10:00】
- 【ケトン体代謝異常症のサイトのQ&A】
今日の朝,母乳だけで育てている赤ん坊ではケトン体ってどうなっているの,と書いたところ,早速上記を教えて頂きました。
「母乳栄養児のほうが、ミルク栄養児より血中ケトン体が高いことが知られており、とか、5000μmol/Lまで上昇していてまったく不自然ではありません」とのことです。
乳児期は「高タンパク,高脂質,低糖質」の母乳で育ち,その後,歯が生えてくるようになっても「高タンパク,高脂質,低糖質」のものを食べてきたのが我々のご先祖様であり,それが本来の食生活だったような気がします。農耕が始まるまで,ホモサピエンスが口にできた糖質(=でんぷんと糖類)なんてほとんどなかったのですから。
そうでなければ,糖質を制限しただけなのに,こんなに体調が良くなることが説明できません。
【09:30】
- 下記の「糖質制限の目的は痩せることではなく,体調を良くすること。余分なものを落として本来の姿(体型)に戻すこと」という考えが気に入っているのですが,多分,「本来の体型」は一人ひとり,全部違うんですよ。ケニア人とイヌイットとオランダ人では体型が違うように,日本人といっても全て同じ体型の訳ではなく,遺伝的背景の違いとかで「本来あるべき体型」は異なっているのでしょう。
これは数学の得意な人,運動の得意な人みたいなもので,私みたいに「ピアノは得意だけど,絵はまるで描けない」という人間もいれば,「絵画は得意だが彫刻は苦手」という人もいるはずです。同様に,「水泳は得意だが本を読むのは嫌い」とか,「いくら食べても太らないがお酒だけは絶対に飲めない」とか,細かく見ていけばみんなすこしずつ違っています。それを個人差と呼んでもいいし,個性と言い換えてもいい。個性の一つの要素が「体型」です。
「痩せること」を目的にするのは,「みんな,絵が書けるようにならないとおかしい」,「スポーツができるのが当たり前で,できないのは異常」というのと同じじゃないかと思います。「痩せる」というのは一つの物差し,一つの基準であり,全ての人間を一つの基準で判断しようとするのと同じではないかと思います。
【08:30】
- 今日の朝の「糖質制限
でなかなか効果が出ない」という方からのメールを紹介しましたが,それに対し,入江先生からこんなご指摘をいただきました。「余分なものがとれて本来の姿に戻るのが糖質制限」という入江先生の考え方に大賛成です。
なぜか痩せない女性の事例がありましたが、体脂肪率27%というのは年齢がわかりませんが女性としてはごくごく普通の値ではないでしょうか? もっとも私は巷の簡易体脂肪測定器の正確性をあまり信用していないので、どこまであてにしてよいのかわかりませんが(そんなに簡単に体脂肪率が測定できるとは思っていないのです)
この女性は「やせること」が目標らしいですが、糖質制限食の目的は「本来の体重、体調を目指す」ことであり「とにかくやせる」ということとは異なるような気がします。この理屈で行けば、この方はもともと体重という点では多いというわけではなく、それ以上に眠気の改善その他の「本来あるべき体調の改善」は十分にみられているので糖質制限食は効果があると考えてもよいような気がします。この方にとってこれ以上「痩せる」ということは「低体重」になってしまうのではないかと思ってもしまいます。
糖質制限の目標は「減量」ではなく、あくまでも「本来の姿に戻す」ということではなかろうかと思っております
私はテキトー糖質制限で減量がうまくいっている方ですが、特に腰回りがすっきりしています。これはとってもうれしいです。逆に言うといかにこれまで余分なお肉がついていたかということの現れと思っています。
【06:30】
- 昨日書いた「漢方薬の新薬開発はどうなっているの?」という疑問に対し,ある薬剤師さんからの回答です。ありがとうございました。
非常にわかりやすい,明確な説明です。
- 販売承認について
- 現在販売されている医療用漢方薬148種類は全て,特例として臨床試験を経ずに承認(1976年)された。それ以降に新漢方薬を製造・販売する場合は,新薬と同様に臨床試験を行なって承認を取得する必要があるが,漢方薬は多成分系の薬剤であり,いわゆる西洋薬のような単一成分の薬剤とは事あり臨床試験そのものが困難である。
- 開発能力について
- 前項の理由で漢方メーカーに新漢方薬の臨床試験の経験がない
- 開発コストについて
- 日本製薬工業協会のアンケート調査では,新夜雨を治験〜市場に出すまでの平均期間が約9年で,費用は484億円(10年前の約1.4倍)かかるとの推計が出ている。
医療用漢方メーカー最大手のツムラ(国内シェア80%)でさえ売上高は約900億円,経常利益は150億円にすぎないので,たった1つの新漢方薬開発が社運をかけたギャンブルになる。
仮に新薬が開発できたとしても,もともとの医療用漢方薬市場が小さいため,開発費の回収が見込めない(新漢方薬は「内野安打」,ディオパンやリピトールのような「ホームラン」にはならない)。
2003年にツムラは慢性腎不全治療薬「温脾湯」の国内臨床開発を断念している。
更にもう一歩踏み込んでいくと,漢方治療の基本理念(正と邪のバランスがドータラコータラ,陰と陽のバランスがドータラコータラ)そのものが間違っているという可能性を漢方の先生たちは考えているのかな,というのが気になります。
もちろん,「そこを疑ったら漢方医学は成立しないよ」という声が聞こえてきそうですが・・・。
- 5月26日(土)の夜,上石神井駅(西武新宿線)近くの和食のお店で「湿潤治療の宴会(一応,医師限定)」を企画しています。参加ご希望の方はメールでご連絡下さい。なお,お店のスペースの問題から最大8名の予定で既に6人の参加が決まっておりますので,残りは2名となっております。
- 糖質制限
がうまくいっていない女性からのメールです。短期間に効果が出て何事もなく経過する人と,うまくいかない/トラブルが起きる人との違いって,一体何なんでしょうか?
糖質制限食で体重変わらない人ってけっこういるんでしょうか。私も、本来の目的であった体重や体脂肪率は、3ヵ月経っても、なぜか頑固に変わりません。以前からあまり糖質を取ってなかったせいでしょうか?
他の効果や影響はいろいろありました。特に寝起きがましになったのは嬉しいです。
- 制限前
- ダイエット目的&小食のため必須栄養素の不足を防ぐ目的で、糖質と油脂を控える。
- 糖質は平均1食分(主に昼食)。時々間食で糖質(パンや菓子類)。
- 制限後
- 基本的に糖質なし。たまにご飯・パン・菓子類を一口二口程度
- たまに外食の際は定食でご飯は半分
- 油脂は気にしていたのを気にしないことにする(でもそんなには増えてないはず)
- 結果(3ヵ月後)
- 体重:なぜか変わらず
- 体脂肪率:27台から変わらず
- 嗜好・食欲:糖質が別に欲しくなくなる。たまに食べても少しで満足。昼過ぎ〜夕方のなんとはない物欲しさ、口さみしさおよびそれによる間食がなくなる。
- 寝起き:改善。毎朝、病気かと思うほど起きるのがしんどかったのが、「起きるのめんどいなあ」程度に!
- 午後の眠気:かなりまし
- 睡眠の質:相変わらず寝付きはいいが眠りが浅い
- 体感温度:ここ1年ほど更年期障害か、暑がり&のぼせ、という症状があったのが、なくなる。寒いとか冷え性とかはなし
- 体調:少しましな気がしないでもない
- 便通:相変わらず頑固
- たまに1食、糖質中心食を取った場合
- 数時間後、何とはない口さみしさから、買い食いしたり間食食べたりしてしまう
- 暑がる、のぼせが来る
- 眠い。電車で寝過ごす、二度寝して予定を寝過ごす、居眠り、等
- 翌朝起きるのがしんどい
- なんかだるい
- 糖質制限
についてもう一つ。
ここ数日,江部先生のブログの記事、ケトン体についてが主題となっており、気合が入っています(笑)。このメールを読んでふと思ったのですが,母乳(=高タンパク,高脂肪,糖質は極めて少量)しか飲んでいない赤ちゃんで,ケトン体はどのように位置づけになっているのでしょうか? このあたりについてご存知のかた,ご教示願えないでしょうか。
江部先生のおしゃる通り、多くの医療関係者(特に糖尿病専門医)にとって、ケトン体は毒だと思っているようです。私の主治医(某大学内分泌科若手医局員)でも同じです。
「私のエネルギー源は糖新生分と脂肪酸とケトン体です」と申し上げたのですが、目を白黒させておりました。さもありなん、です。
私の山勘では,糖質制限をするというのは単に,離乳前の赤ん坊の食生活に戻るだけじゃないか,という気がするんですよ。
- 【みんな大興奮…ビーチにマナティの群れがやってきた(動画)】
何だか,「方向感覚を失って浅瀬に打ち上げられそうになっているマナティの群れ」にも見えるんだけど・・・。
それより気になるのは映像に映っているおじさん,おばさんたちの雄大すぎる腰回りと上半身です。何を食ったらこんなにデブになれるんでしょうか。
- 【今こそ言論と出版の自由を確立し、文革回帰を願う若者に真実を見せてやれ】
言論と出版の自由により文化大革命の真実を若者たちに知らしめよう,という官製記事ですが,それより先に,中国に言論と出版の自由を確立するほうが優先課題ではないかと愚考いたしますが・・・。
- 『コンテナ物語』というとても地味なタイトルの本を読んでいますが,これがすごく面白いです。コンテナという「箱」に詰めてモノを運ぶというシステムがなぜ世界を変えてしまったのかがよくわかる好著です。
コンテナが変えたのは「運送費という非関税障壁」でした。しかし,コンテナを効率的に運ぶシステムが完成した時,運送費はタダ同然になり,国内輸送も地球の裏側にある国に届けるのも,運搬の費用はほとんど変わらなくなりました。その結果,先進国から工場が次々に消え,工業団地が消え,中国が「世界の工場」となったわけですが,昨年あたりからその中国からも工場が逃げ出して,更に人件費の安い国に移動しています。コンテナ革命により,サプライチェーンが伸びるリスクより,人件費を払うリスクのほうが大きくなったからです。そして,コンテナ革命が行き着く先に待っている世界の姿は明快です。均質な世界です。
どのようにレビューを書いたらいいか,考えながら読んでいるところです。
2012/05/08
【08:30】
- あの「背脂ギトギトとんこつラーメン大好き」の西原理恵子先生まで糖質制限を始められたようだ,とある方から教えて頂きました。
西原理恵子センセもダイエット勝負の秘策として糖質制限ダイエットに取り組んでおられるそうです。私も3月から適当に糖質制限して、朝は特に制限なし、昼夜は主食抜き、酒は蒸留酒のみ、間食は米麦芋由来のものを避けるようにしてたら、一ヶ月でベルトの穴2つ減りまして、現在は4つ目に突入し掛けてます。
週一で糖質祭りと称してパンやピザ、ラーメンを食べてますが、それでも腰回りが細くなりました。いいものを教えていただいたなと感謝しております。
なぜか西原センセは効果が薄いようですけどね。まだ日が浅いのかな?
【06:30】
- 「指尖部圧挫・指尖部損傷:治療フローチャート」を追加しました。
- 【ギリシャ連立与党、過半数割れが確定】
誰がどう考えたって,この国には「財政緊縮+多すぎる公務員の削減」しか生き延びる選択肢はないはずですが,国民はそれを拒否しました。「多分,なんとかなるよね・・・これまでみたいに」と高をくくっているのか,「本当にどうしようもなくなったらオリンポスの神々が助けてくれるんだ」と考えているんだか,訳がわかりません。ま,要するに,わかっているけど嫌なものは嫌,苦労はなるべく先延ばしにしたい,ということでしょうね。
ふと,「国家の方針は国民投票で決められるのか? 民主主義は本当にベストの政治システムなのか?」ということを考えてしまいました。
- 東京都民になってまだ数ヶ月の田舎者(=私)が,amazonで「この本は面白そう」と衝動買いしたのが『東京「スリバチ」地形散歩』です。NHKのブラタモリみたいな本,と考えるとわかりやすいです。なるほど,谷中銀座もスリバチ,四谷にも4つのスリバチがありますね。
2012/05/07
【13:00】
- 午前中,山形県からヤケドの患者さんが受診されました。近くの病院で治療を受けているものの,治療に不安になってネットで検索なさったそうで,飛行機でいらっしゃったとのこと。直線距離にして350kmと,光が丘病院で診療を開始してから最も遠くから受診された患者さんです(ちなみに,茨城県時代は愛媛県,島根県から受診された患者さんがいらっしゃいました)。
もう一人,旧・日大光が丘病院時代に皮膚科で治療を受けていた1歳の熱傷患者さんも受診。こちらは「ケロイドになってしまったが,もう治らないでしょうか?」という相談でした。ママ友のお子さんが最近ヤケドをされて(受傷原因は同じ),当科で治療を受けて痕一つ残さずに治ったのを知りショックを受けられたそうです。
【08:00】
- 40代男性からのメールです。
先生のサイトをきっかけにして、糖質制限を実践中です。現在実行しているのはスタンダードで,[朝食:なし、昼食:社員食堂にて半ライス注文、夕食:糖質制限食]です。
体重の経過は、
●1/30(開始時点) 98.5kg
●5/6(約14週経過)84.5kg (-14kg)
糖質制限は凄いと分かっていても正直、この結果にはビックリしています。
糖質制限を始める前は、前ボタンが留められなかった筈の背広が、今ではブカブカです。ワイシャツも第一ボタンまでキチンと留められるようになりました。(今まではネクタイで誤魔化してました)
ズボンのウエストもすっかり緩くなりましたが、どのタイミングで買い換えようか、思案のしどころです(まだまだ体重が落ちそうですし・・)
尚、冷え性などの自覚症状はありません。それどころか、1〜2月でも「暖房なし」「寝るときは薄布団一枚羽織るだけ」でもまったく困りませんし、上は肌着一枚で過ごせています。とりあえず、カロリー不足ということは無さそうです。
糖質制限していても食事内容には何の不満もありませんので、これからも長く続けられそうです。
【06:30】
- 先日,ちょっと紹介した『本当は間違いばかりの「戦国史の常識」』という本についてのレビューを追加。
- 「食事はぜったい炭水化物は摂るなと考える高齢DM患者」さんからのメールです。糖質制限
と創傷治療の関連性についての考察です。
さて、「湿潤治療」と「糖質制限食」との間に何か関連性がないか探しまくってみましたが、なかなか存在しませんでした。ただ、一件、傷部へのエネルギー供給を目的として、ケトン体=D 3-ヒドロキシ酪酸を利用した研究の報告がございました。糖質制限を実施していますと、普通食の人よりはるかに多くのケトン体=D 3-ヒドロキシ酪酸が産生されているはずで、その効果は神経細胞の保護になることも報告されており、傷部への効果(嫌気的酸化の抑制)の可能性が示唆されています。この,ケトン体と創傷治癒についてさらにご存じの方がいらっしゃいましたら,是非ご教示ください。
これで、「夏井先生」と「江部先生」とのコラボが完成かと・・・??
- ある外科の先生からのメールがちょっと面白かったので勝手に紹介させて頂きます。
この4月より当院にきた後輩の医師が超デジタル人間で、机の上に一切本がありません。なぜかと問えば、「すべて裁断してPDFにして、この中に入っています」。持っているのは、ipadとipodのみ。患者への説明もデジタル画面で行っています。実は,私の本棚にも医学書・医学雑誌は一冊もありません。必要なのは「本というモノ」ではなく「文字データ・画像データ」だけであり,文字データも画像データもデジタル化できます。だから,本を後生大事に持っているのでなく,文字データと画像データを大事に保存すればいいのです。
私も含めて多くの医師の机の上は読まない本が山積みです。
彼が言うには、「PDFにするとみんなで共有できますよ」。そのとおりです。分厚い手術書や解剖書を手術室に持って入る必要はなくなります。
だから,必要なデータはPDFファイルで保存するか,文章化できるものはキーボードから打ち込んでテキストファイルにしています。「読んだ本は捨てる。捨てることを前提に読む」ことを大原則にしているからです。
さらに言えば,「1年間読まなかった教科書や医学雑誌は,一生読まない(=必要としない)」という経験則もあります。仮に数年後,その教科書の知識が必要になったとしても,内容はすでに古くなっているはずです(・・・特に臨床医学では)。だから,個人が教科書や雑誌を「モノ」として所有する意味はありません。所有する対象は「モノ」ではなく「情報」です。
現在,本を裁断してスキャナで取り込んでPDFファイル化することを「自炊」と呼んでいますが,実は私はピアノの楽譜を1997年ころから「自炊」しています。
当時,希少ピアノ楽譜を中心とした楽譜蒐集をしていましたが,ある時,本棚から溢れんばかりの楽譜とコピー譜を見て「本当に必要なのは楽譜というモノではない。必要なのは楽譜に書かれた音符だ。そして音符とは要するに画像データに過ぎない」と気がついたからです。
それと同時に,希少楽譜を個人コレクターが所有することの危険性にも気が付きました。火災でも起ころうものなら全て灰になるからです。
となれば,楽譜を次世代に残すためには,できるだけ多数のコレクターが別々に持っていたほうが安全であり,そのためには楽譜として所有するのでなく何かの画像データ(デジタルデータ)にすればいいことに気が付きました。そして,その頃ようやく普及し始めたPDFというファイルに着目し(ちなみに,PDFがこの世に登場したのは1994年か5年ころ),当時はまだ高価だったスキャナを購入して「楽譜の自炊」を始め,世界中のコレクターやピアニストたちにばらまいたわけです。これなら,世界のあちこちで複数のHDDが一斉に壊れない限り,楽譜データが失われることはありません。
というか当時は,一生かかっても弾けないだけの莫大な量の楽譜が手元に集まってきたため,私が個人で所有していても意味が無いことに気がついたんですね。だって,「私蔵=死蔵」ですから・・・。思い起こしてみると,オープン志向,public domain志向,Copyleft志向はあの頃芽生えたのです。
ちなみに,現在,Public Domain楽譜として知られているIMSLPですが,私が作成したPDFファイルが時々見つかったりして(私が練習用に書き入れた指使いだから間違いありません),ちょっぴり懐かしいです。
- こういう初心者みたいなことを質問するのはすごく恥ずかしいのですが,昔から疑問だったことがあります。それは
という疑問です。ご存じの方がいらっしゃったら,是非教えていただきたいのです。
- 漢方で新規の漢方薬の開発はどうなっているのか?
なぜこんな疑問を持ったかというと,数年前に「紫雲膏は傷に塗っちゃダメ!」と書いた時,ある漢方の先生から「昔から使っている軟膏がダメとなるとちょっと困りました」とメールをいただいたからです。どうもその先生の文面を読むと,「漢方では使える薬剤が昔から決まっていて,新しく付け加わる薬剤はない」という風に読めたからです。
この疑問は,「従来の漢方薬の分類には含まれない全く新しい植物が見つかって,それが明らかな治療効果を持っていた時,それは漢方薬として使われるようになるのか」と言い換えてもいいですし,「昔からの漢方の治療理論が間違っていた場合はどうなるのか」と言うこともできます。
西洋医学の場合,治療理論の間違いとか基礎理論の間違いなんて珍しくありませんが,漢方医学の場合はそこら辺はどうなんでしょうか。
- いつもの福島県の生物学の先生から教えていただいた本が『昆虫食入門』ですが,食材としての昆虫の過去・現在・未来を過不足なく取り上げた良書です。
近い将来,必ず起こるであろう食糧危機の救世主として最右翼にあげられているのが昆虫食ですし,糖質制限を考える上でも,「糖質をゼロとした場合の蛋白質と脂肪をどのようにして調達するか」というのは大問題だからです(例えば牛肉で補おうとすると,世界中を牧草地にしても全人類が食べる牛肉は作れない)。
そういう意味で,本書の『第七章 食料資源としての昆虫』は昆虫食の未来を考える上での貴重な基礎データと言えます。私は以前から,「未来のタンパク源は大量生産したハエの幼虫しかない」と考えていましたが,やはりこれが唯一の選択のようです。本書の上げる「優秀な食材の4条件」に全て当てはまるからです。昆虫食で最も問題になるのは「虫の姿形」の問題で,本書でも冒頭のカラーグラビアだけでダメな人はダメでしょう(ちなみに私はもともと昆虫少年なので見るのも食べるのも平気)。その意味で,ハエの幼虫を大量に育て,終齢幼虫になったタイミングで採取し,プロテインと必須不飽和脂肪酸(実際,ハエの幼虫にはリノール酸とリノレン酸が多く含まれる)に分離しちゃって食品とすることで,「昆虫として意識させない」という工夫も必要かなと思います。
- 種類が多く,量も豊富
- 繁殖力が旺盛
- 餌が人の食料と競合しない
- 変温動物でエネルギー効率がいい
このあたりは,「家畜としての ox と食肉としての beef」,「家畜としての hen と食肉としての chiken」の関係と同じですね。生きている ox や hen をみて「美味しそう」と思う人っていないでしょう? それと同じです。
- 毎度性懲りもなく糖質制限
についての与太話です。
私は4月下旬ころから,病院での昼食を「ベビーチーズ数個,トマトジュースか豆乳,アーモンド10粒ほど?」で済ませています。例によって好奇心というか,人体実験みたいなものです。これでお腹が空いて仕事にならないとか,空腹で倒れたりしたら止めればいいだけのことですから,気軽にやってます。
それでわかったのは「午後はそれほど空腹でもないし,疲れるわけでもないし,気分がイライラするわけでもない」ということです。ちょっと小腹がすいたなと思ったら,アーモンド数粒を食べると空腹感がなくなります。
一般的に言えば,これは「食事」とは呼べない代物だし,栄養のバランス悪すぎです。しかも,カロリー数は絶対に足りていません。それでも,体重はもう減らないようだし,ウェストサイズは74センチくらいで安定しています。通勤で使っている大江戸線の深い深いホームの階段を一気に駆け上がることもできます。
そこでふと思ったのですが,「成人男性には一日2200kcal必要」という栄養学の大前提は本当に正しいのでしょうか? 必要なのはタンパク質の質量で,タンパク質から得られるカロリー数は無関係ではないかと・・・。
もちろん,単なる思いつきに過ぎませんし,この「昼食」をずっと続けて体調を悪くしたり,激ヤセするかもしれませんけどね。まぁ,その時は止めればいいだけのことだし。
もちろん,いい子はこんな「チーズとアーモンドとトマトジュースだけの食事」を真似しちゃダメだぞ(・・・真似する人はいないと思うけどさ)。
- 【「私が死んだらバイキング式のお葬式にして…」妻の願いを叶える】
私が死んだらこの方式でいいな。というか,お墓なんていらないし,死体はどっかの海に流して水葬にしてもらうだけでいいや。「死体はオオグソクムシが美味しく頂きました」なんてテロップが流れたりしてさ。
2012/05/06
【06:30】
- 絵に描いたような低予算ゾンビ映画,《バトル・オブ・ザ・リビングデッド》を紹介。暇つぶしになるかならないか,ぎりぎりラインの映画ですね。
2012/05/05
【06:30】
- 近未来のフランスを舞台にした,超大型加速器をめぐるテロ事件を描くパニック映画,《ハルマゲドン》のレビューを追加。なんと,ハッピーエンドでなく,地球爆発・人類絶滅で終わるところが目新しいといえば目新しいかも・・・。
- 【アイスマンから世界最古の血液を発見】
アイスマン@5000年前の男について,またまた新たな事実が判明しました。死亡の原因となった外傷を受けてから死亡するまでの時間です。こんな事までわかるようになるなんてただただ驚くだけです。
2012/05/04
【10:30】
- なんと,戯れに29インチ(=73センチ)ジーンズを履いてみたら普通に履けちゃいました! 29インチなんて学生時代のサイズですよ。30年ぶりに29インチの感触を楽しんでいます。糖質制限
に出会えてよかったです。
【06:30】
- 作曲家のシューマン夫妻の馴れ初めから結婚までの紆余曲折を描く映画,《哀愁のトロイメライ〜クララ・シューマン物語〜》を紹介。東西冷戦の末期に作られた東西ドイツ合作映画,という歴史的側面も持つ映画です。
- なんと今日,55歳になっちゃいました。四捨五入すると60歳ですよ(・・・と,無理に四捨五入する必要もないけどね)。50歳になった時も「俺も歳をとったなぁ」と思いましたが,今度は55歳です。ちなみに,父親が病死した年齢まで私が生きられるとしても,残りわずか13年です。毎年毎年,死に近づいているわけですね。
・・・な〜んてことを毎年,誕生日のたびに書いているのは過去ログを見ればわかりますが,54歳までの私と55歳の私で唯一違っているのは体型がまるで違うことです。何しろ,ジーンズが「31インチでもキツキツ」⇒「30インチでもユルめ」になり,70キロだった体重が今や62キロです。まさか数ヶ月でここまで変わるとは,糖質制限のお陰です。
- 【わかりやすい…55年前に発行された「銀行ってどういうもの?」という説明】
そういう私が生まれた55年前に書かれた「銀行のお仕事って何?」という説明です。極めて明確な説明で納得がいきますが,でも,なんか,どっか,変です。
- 【HP Pavilion dv4-5000発表、第三世代Core i7 & GeForce GT 630M 採用14型ノート】
【ソニー初のウルトラブック VAIO T11/13 発表、ハイブリッドストレージ搭載】
先月後半から,各社がIvy Bridgeを搭載したノートパソコンを発表していて,いずれもかなり挑戦的なスペックだったり,意欲的な価格設定だったりして,カタログ表を見ているだけで楽しいです。
かたや,国内ノートパソコンの雄,ソニーの初めてのUltrabookはヤル気が全く感じられません。なんで今頃こんなつまらないマシンを出すんでしょうか? CPUが一世代前のCore i3というだけでペケなのに,重さが1.6kgとは何を考えているのでしょうか? このスペックだったら5万円ポッキリでも高いです。
2012/05/02
【06:30】
- 「熱傷治療:フローチャート」を追加しました。
- ようやく外来の患者さんも増えてきましたので,外来見学希望を受け入れることにしました。ご興味をお持ちの方はメールでご連絡下さい。
- 昨日はヤケドだけでかなりの数の患者さんを診察しましたが,同じ皮膚科クリニック(目白にある●●医院)から逃げてこられた患者さんが2人いらっしゃいました。ここでは,「ヤケドの治療は保険ではできない」と患者さんに説明しているようで,毎回,かなりの額の治療費を請求しているようです。軽症のヤケドも初診時から私費診療というのを聞いて,田舎者の私は「ヤケドを私費診療とは東京はすごいなぁ。お金持ちが多いんだなぁ」とビックリしてしまいました。
ちなみにその医院の治療は古色蒼然とした軟膏ガーゼの治療で,治った痕も「綺麗でビックリ!」というほどではありません。もちろん,治療結果と私費診療は別物ですけどね・・・。
- 【天の川銀河を周回する巨大な“構造物”】
以前から何度もダークマター,ダークエネルギー関連の記事を取り上げていますが,この記事は「そもそもダークマターを持ちださなくても銀河の運動は説明できるんじゃないの?」という最新の観測データを解説したものです。ちなみに私は,ダークマターやダークエネルギーの存在に対して懐疑的です。
- 【関越道バス事故:逮捕の運転手 バス運行歴は4年】
これでバス運転手の「化山」という名前の謎が解けました。彼の名前を見てすぐに,「化山って名前を自分の子供につける親って普通いないよなぁ。それとも,論語とかの四書五経の一節から採ったのかなぁ?」と不思議に思っていました。
- 【山形新幹線、クマと衝突? 運転士証言、1時間の遅れ】
山形新幹線をご存じない方はこの記事を読んで「なんでクマが新幹線に衝突するの? なんでクマが新幹線の線路の中に入れるの?」と不思議に思われでしょうが,理由は簡単で,山形新幹線は普通の線路を走っている「車体だけ新幹線」だからです。踏切はあるし,時速も130キロ程度と一部の特急電車より遅い(ほくほく線の特急「はくたか」は最高160キロ)くらいです。だからクマにぶつかります。というわけで,私は秋田新幹線と山形新幹線を「地べた新幹線」と呼んでいます。
2012/05/01
【16:00】【06:30】
- 連休の間ということもあるためか,一気に患者が増えました。2/3弱は熱傷患者さんで,そのほとんどは「別の病院で医療を受けているが,治療に不安になり,ネットで探して・・・」というパターンで,午前中も午後も休みなく患者さんを見ています。
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,ホーチミン市(ベトナム)のInternational SOS Clinic HCMC/富浜有香先生にもご参加いただきました。ありがとうございます。
- 「歴史の常識の嘘」についての本を読むのが好きだが,今回読んだのが『本当は間違いだらけの「戦国史の常識」』である。膨大な資料を綿密に読み解くことで,次々に「嘘」を暴いていく様子は爽快であり痛快。いやはや,目からうろこがボロボロこぼれ落ちて,掃除するのが大変だったぞ。
とりあえず,中身はこんな調子。興味を持った人は本屋さんにゴー! ゴールデンウィーク後半の「目のウロコ落とし」にいいと思います。
- 応仁の乱で急に戦国時代に突入したわけではない。当時は戦いは日常茶飯事でヤクザの抗争みたいなもの。
- 南北朝の混乱は皇室の内紛にすぎない。
- 足利義昭と織田信長の対立は源平合戦と考えるとわかりやすい
- 本能寺の変に黒幕なんていない。
- 秀吉は将軍になれたのに,関白を自ら選んだのはなぜか
- 太閤検地と国替えは大名に歓迎されたのはなぜか
- あの「仲良し豊臣ファミリー」が崩壊したのはなぜ
- 秀吉は所詮,雇われサラリーマン。
- 家康は江戸が大嫌いで,伏見と駿府に暮らした。
- 戦国時代の越後は米どころではなかった
- フィリピンの伝説の怪物,アスワンが登場するホラー映画,《ホスピタル・オブ・ザ・デッド 〜閉ざされた病院〜》を紹介。
とは言っても,箸にも棒にも引っかからない,とはこういう映画のことを言うんだよね,ってな感じの最底辺映画ですけどね。
- 【米大統領選で話題の“モルモン教”総本山を直撃(上)】
へぇ,モルモン教(正式には末日聖徒イエス・キリスト教会)ってそういう宗教だったのか,というこれまた目からウロコの記事です。
アメリカ独立の13州とはプロテスタントの宗派(メソジストとか長老派とかクエーカーとか)ごとに異なった入植地に入って,それが13あったために13の州が独立,という具合に覚えていましたが,モルモン教の場合にはアメリカ独立後に誕生したもので,キリストと交信した預言者がつくった教義に基づく宗教だったんですね。ヨーロッパではショパンが活躍していた時代です。
そのモルモン教徒の総本山である教会があるのがユタ州であり,州都のソルトレークシティですが,もともとは西部開拓の時に見つかった巨大な塩湖しかない荒地に,他のアメリカ建国以来のプロテスタント宗派からカルト扱い(とは言っても,カトリックから見ればプロテスタントはカルトであり,ルター派プロテスタントから見ればメソジストもクエーカーもカルトですけどね)されたモルモン教徒が,他から迫害されずに心ゆくまでモルモン書を信仰するために入植し,作り上げた街であり,州なんですね。現時点では,ユタ州の人口(220万人)の70%がモルモン教とのことです(ちなみに,アメリカ全体では800以上の宗派があるそうです)。
そういうモルモン教の信者が増え,しかも経済活動も活発である様子がこの記事からわかります。
ちなみに,私が知っているモルモン教との信者といえば,ケント・ギルバートさん,ケント・デリカットさん,斉藤由貴さんあたりです。
ちなみに,モルモン教では,お酒はもちろんのこと,コーヒー,紅茶,お茶まで禁止されていますから,私は絶対に入信無理だし,私がモルモン教会の入口に立っただけで「こいつは邪教徒!」と警報装置が鳴ることでしょう。
それにしても,お酒も駄目,お茶も駄目,コーヒーなんてもっての外という,「みんなで我慢大会教」としか思えない宗教の信者が移住して巨大な街を作ったというのがすごいというか,ちょっと信じられません。もちろん,向こうからすれば「酒なんか飲んでるお前のほうが異常」なんでしょうが・・・。